東京生まれ。4歳よりクラシック・ピアノを始める。
10才頃より、兄の影響でフリー、B.Bキング、アベレージ・ホワイト・バンド、シカゴ、ELP、
スティーヴィー・ワンダー等の音楽に親しみ成長する。高校に入り、下北沢のライブハウスでバンド活動をし始める。
その後、イリノイ州に留学中の姉の影響でモータウン系の歌ものにはまり、17才の時に、
友人から借りたキース・ジャレットのソロ・アルバム『ケルンコンサート』に出会いショックを受ける。
ジャズをルーツにした音楽だと知り、チック・コリア、ハービー・ハンコック、ウェザー・リポート等を始めとする
ジャズ・フュージョン・ラテン系の音楽を多く聞くようになり、ジャズ・ピアノをヤマハ渋谷店LMセンターにて、
本田竹廣氏に師事。
「えりちゃんは留学した方がいい!」と本田氏に肩を押され、ボストンのバークリー音楽大学作・編曲科に入学、
アレンジをボブ・フリードマンに師事。クィンシー・ジョーンズアワード受賞。
その後ニューイングランド音楽院クラシック・ピアノ科に編入、ハイドンの孫弟子であり、
恩師のヤコブ・マキシムに出会う。ジュリアード音楽院出身でロシア系ユダヤ人の彼から
クラシック・ピアノの全てを教わったと言っても過言ではない。一時帰国後、ニューヨークに拠点を移し、
ジュリアード音楽院大学院ピアノ科で学ぶ傍ら、CM音楽のプロデュ−ス等を行う。
大学院は半年ほどで中退したが、ジュリアード在学中に、ナンシー・ウィルソン、
ミロスラフ・ビトウス、ビニ−・カリウタ、テリ−・リン・キャリントン、ジョージ・ガゾーン、
ポール・ペスコ等と共演。
帰国後は、作・編曲家として、CF(「たかの由梨ビューティークリニック」
「ロッテ」「ノエビア化粧品」「Honda Legend」「ネスカフェ」他多数)、やTV番組への楽曲提供及び
編曲(TBS系「王様のブランチ」「デジ屋台」他)を手がける。
プレーヤーとしては、ホール&オーツ、スウィートボックス、つのだ☆ひろ、
知念里奈、コーザ・ノストラ、VOJA等ポップス系のレコーディングやライブ、ツアーにも参加。
ポップス、ジャズ、クラシック、環境音楽とジャンルを越えた自由で鋭い感性と表現力をもって活動中。
05年暮れから、マーク・イーガン(B)、ジョエル・ローゼンブラッド(Dr)、ルー・ソロフ(Tp)、
ダニー・ゴットリーブ(Dr)、リオネル・ルエケ(Gt)等とN.Yにてレコーディング活動を開始する。
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